シイノキとは?
しいのき
シイノキとは、ブナ科に属する常緑高木の総称で、日本の照葉樹林を代表する木のひとつであり、秋に食べられるどんぐり(シイの実)を実らせます。
シイノキは、ブナ科クリ亜科シイ属(Castanopsis)およびマテバシイ属(Lithocarpus)に分類される常緑高木の総称です。日本では主にスダジイ(ツブラジイ)とマテバシイの2種が広く見られ、関東以西から沖縄にかけての暖温帯・亜熱帯の照葉樹林に自生します。
シイノキは高さ20メートルを超えることもある大木で、樹齢数百年に及ぶ巨木も各地に残っています。葉は硬くて光沢があり、一年中緑を保ちます。初夏に穂状の花を咲かせ、独特の香りを放ちます。
最大の特徴は、食用になる実(シイの実)です。どんぐりの一種ですが、渋み(タンニン)が少なく、そのまま生食できるほか、炒って食べることもできます。縄文時代から日本人の食料として利用されてきた歴史があります。
- スダジイ:実は丸みがあり、特に食べやすい
- マテバシイ:実が大きく、炒るとより甘みが増す
- 神社や公園などに「シイの木」として植えられることが多い
- 照葉樹林の極相林を形成する代表的な樹種
生態学的には、多くの野鳥や哺乳類の食料となる重要な樹種であり、森林の生物多様性を支える役割を担っています。
使い方・例文
秋に神社の境内や公園でどんぐりを拾ったとき、渋みがなくそのまま食べられるものはシイノキの実(シイの実)です。フライパンで炒ると、ほくほくとした甘さが楽しめます。
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