サージングとは?
さーじんぐ
サージングとは、長距離走やサイクリングなどで意図的にペースを急激に上げて相手を揺さぶる戦術のことです。
サージング(surging)とは、持久系スポーツにおいて集団のペースを突然大幅に引き上げる戦術的な動きを指します。語源は英語の「surge(急激な上昇・突進)」であり、マラソン・トラック競技・ロードサイクリング・トライアスロンなどで広く用いられます。
戦術としてのサージングの目的は主に二つあります。一つは競合相手の脚力や体力を奪い、集団から脱落させること。もう一つは、一定ペースに慣れた相手の呼吸リズムを崩して心理的プレッシャーを与えることです。高強度の急激なペースアップは、乳酸が急増して筋肉の疲労を早めるため、対応できない選手はその後のペース維持が困難になります。
具体的な使われ方としては、
- マラソン中盤でのペーサーによるサージで先頭集団を絞る
- 自転車ロードレースの登坂でライバルを千切るための加速
- トラック競技の周回レースで逃げを試みる際の急加速
サージングを仕掛ける側は、自身も高いVO2maxや無酸素耐性が求められるため、体力の消耗を計算した上で行う必要があります。うまく機能すれば終盤の一騎打ちを有利に展開できますが、失敗すれば自分自身のペース崩壊につながるリスクも伴います。
使い方・例文
レース後半、先頭を走るランナーが突然ペースを上げてサージングを仕掛け、集団から数人が遅れ始めた。
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