本文へスキップ

サン=マルタン将軍とは?

さんまるたんしょうぐん

サン=マルタン将軍とは、19世紀の南米独立運動において中心的役割を果たしたアルゼンチン出身の軍人・解放者です。

ホセ・デ・サン=マルタン(José de San Martín、1778年〜1850年)は、アルゼンチンチリペルー独立に貢献した南米解放の英雄です。スペイン植民地のリオ・デ・ラ・プラタ(現アルゼンチン)に生まれ、若い頃はスペイン軍の士官として欧州で軍事経験を積みました。

ナポレオン戦争期に南米へ戻ったサン=マルタンは、スペインからの独立運動に参加します。彼の最大の功績は、アンデス山脈を越えてチリへ進軍した「アンデス越え(1817年)」です。冬のアンデスを数千人の兵とともに横断するこの作戦は軍事史上の偉業とされ、チャカブコの戦いでの勝利によってチリ独立の道を開きました。

その後、サン=マルタンは海路でペルーへ進み、1821年にリマを解放してペルーの独立を宣言しました。しかし、北方から進軍していたシモン・ボリバルとの会談(グアヤキル会談、1822年)の後、サン=マルタンは政治的対立を避けて静かに軍を退き、その後ヨーロッパへ渡り生涯を閉じました。

サン=マルタンはアルゼンチン・チリ・ペルーで国民的英雄として称えられており、「解放者(El Libertador)」の称号で知られています。

使い方・例文

南米の独立史を学ぶ文脈で「サン=マルタン将軍はアンデス越えという大胆な軍事作戦でチリとペルーの独立に貢献した」のように説明されます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語