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サマリウムコバルト磁石とは?

さまりうむこばるとじしゃく

マリウムコバルト磁石とは、希土類元素のサマリウムとコバルトを主成分とする永久磁石で、高温でも磁力を維持する優れた特性を持ちます。

マリウムコバルト磁石(サマリウムコバルトじしゃく、SmCo magnet)は、希土類元素であるサマリウム(Sm)とコバルト(Co)を主成分とする永久磁石です。1960〜70年代に開発され、現在も高性能磁石として各種産業機器に広く使われています。

代表的な組成は SmCo₅ と Sm₂Co₁₇ の2種類です。いずれも非常に高い保磁力(外部磁界に対して磁化を保持する力)と残留磁束密度を持ち、小型でも強い磁力を発揮します。

サマリウムコバルト磁石の主な特徴は以下の通りです。

  • 耐熱性:最大使用温度が300〜350℃に達し、高温環境下でも磁力が安定。
  • 耐食性:化学的に安定しており、コーティングなしでも錆びにくい。
  • 低温特性:極低温でも性能が維持される。
  • 高い保磁力:強い外部磁界をかけても減磁しにくい。

一方、原材料のサマリウムとコバルトはいずれも希少で高価であることから、コスト面では後発のネオジム磁石に劣る場面もあります。しかし耐熱性・耐食性の面ではネオジム磁石より優れるため、航空宇宙・軍事・モーター・センサー・高温機器など信頼性を最優先する用途では現在もサマリウムコバルト磁石が選ばれています。

使い方・例文

航空機のアクチュエーターや宇宙用モーター、高温環境で動作する工作機械のスピンドルモーターなど、過酷な条件で高い信頼性が求められる機器にサマリウムコバルト磁石が使われています。

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