コバルトとは?
こばると
コバルトとは、銀白色の光沢を持つ硬い金属元素で、青色の顔料や電池材料として広く利用されています。
コバルト(Cobalt)は元素記号Co、原子番号27の遷移金属元素です。銀白色で硬く、磁性を持ち、融点が約1495℃と高いのが特徴です。地殻中に比較的少量しか存在しない希少金属(レアメタル)のひとつで、コンゴ民主共和国が世界最大の産出国として知られています。
コバルトの歴史は古く、古代から青色のガラスや陶磁器の着色に使われてきました。「コバルトブルー」と呼ばれる鮮やかな青色がその代表例で、絵の具や染料としても広く親しまれています。名前の由来はドイツ語で「悪霊」を意味する「Kobold」とされており、かつての鉱夫たちがこの鉱石を扱う際に有害なガスが発生することを恐れたことにちなみます。
現代における主な用途は以下のとおりです。
- リチウムイオン電池:スマートフォンや電気自動車のバッテリーの正極材料として不可欠
- 超硬合金・耐熱合金:航空機エンジンや工具材料に使用
- 顔料・着色剤:コバルトブルーとして陶磁器・絵の具に利用
- 触媒:化学工業の各種反応に用いられる
電気自動車の普及に伴いリチウムイオン電池の需要が急増しており、コバルトの安定的な確保が世界的な課題となっています。
使い方・例文
スマートフォンのバッテリーや電気自動車の充電池の材料として、コバルトは現代の生活に深く関わっています。また、絵画用のコバルトブルーの絵の具も、この元素に由来する青色が使われています。
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