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サズとは?

さず

サズとは、トルコや中央アジアに伝わる長棹のリュート系弦楽器で、民族音楽や伝統的な吟遊詩人(アシュク)の演奏に欠かせない楽器です。

サズ(Saz)は、トルコをはじめアゼルバイジャンイランバルカン半島など中東・中央アジアの広い地域で演奏される長棹リュート型の弦楽器です。「サズ」はトルコ語で「楽器」一般を指す言葉でもありますが、狭義では「バーラマ(Bağlama)」とも呼ばれるこの撥弦楽器を意味します。

胴体は木製で洋梨形または丸底の瓢箪形をしており、長い棹に複数のフレットが巻き付けられています。弦はコースと呼ばれる複弦または三連弦の組み合わせで、合計7〜8弦であることが多いです。演奏にはピックやミゼラプ(親指に装着する爪状のピック)が使われ、右手で弦を弾きながら左手で棹を押さえてメロディを奏でます。

サズは大小さまざまなサイズが存在し、代表的なものとして次のような種類があります。

  • ディヴァン・サズ(最大サイズ)
  • バーラマ(中型・最も一般的)
  • タンブラ(中型・5コース)
  • ジュラ(小型・高音域)
歴史的には、吟遊詩人「アシュク(Âşık)」が口承詩を歌いながら伴奏する楽器として発達し、トルコの民衆文化において精神的・文化的な重みを持ちます。2010年にはユネスコの無形文化遺産(アシュク芸能)に登録されています。

使い方・例文

トルコの民謡コンサートやフォークミュージックの場でよく登場し、歌い手が自ら演奏しながら即興詩を披露する際に欠かせない楽器として登場します。

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