サイアミーズフライングフォックスとは?
さいあみーずふらいんぐふぉっくす
サイアミーズフライングフォックスとは、東南アジア原産のコイ科の淡水魚で、水槽内の藻類(コケ)を食べる能力が高く、アクアリウムの掃除役として人気の種類です。
サイアミーズフライングフォックス(学名:Crossocheilus oblongus)は、タイやマレーシアなどの東南アジアを原産とするコイ科の小型淡水魚です。体長は最大で12〜15cm程度に成長し、体側面に黒い太いラインが頭部から尾びれの先端まで走るのが特徴的な外見です。
アクアリウム(観賞魚飼育)の世界では、コケ取り魚として非常に高く評価されています。特に他の魚や貝が好まない「黒髭コケ(ブラックビアードアルジー)」を積極的に食べることが知られており、この点で類似種のフライングフォックス(Epalzeorhynchos kalopterus)と明確に区別されます。
サイアミーズフライングフォックスの主な特徴は以下のとおりです。
- 黒髭コケ・糸状藻など幅広いコケを食べる
- 活発に泳ぎ、底層から中層にかけて行動する
- 成魚になるとコケ食性が弱まる場合がある
- 温和な性格で混泳しやすいが、同種間では縄張り意識を示すことがある
飼育環境は弱酸性〜中性の水質を好み、水温は24〜28℃が適しています。コケ対策として水草水槽に導入されることが多く、機能的かつ観賞価値のある魚として世界中のアクアリストに親しまれています。ただし、見た目が似た別種と混同されることが多いため、購入時には種の確認が推奨されます。
使い方・例文
水草水槽に黒髭コケが大量発生した際、サイアミーズフライングフォックスを数匹導入することで、数週間かけてコケを食べてきれいにしてくれることがあります。
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