コーラス・エフェクトとは?
こーらすえふぇくと
コーラス・エフェクトとは、音声に微妙なピッチや時間のずれを加えることで、複数の楽器や声が重なっているような豊かな音響効果を生み出すエフェクターです。
コーラス・エフェクト(Chorus Effect)は、入力した音声信号を元の信号に対してわずかにピッチ(音程)や遅延時間を変化させた信号を混合することで、まるで複数の声や楽器が同時に演奏しているかのような厚みと広がりを持つサウンドを作り出す音響効果です。
仕組みと原理
コーラス・エフェクトは、原音を数ミリ秒〜数十ミリ秒程度遅延させながらLFO(低周波発振器)によってピッチを微細に揺らし、その信号を原音と混ぜ合わせることで実現します。人間の声や生楽器が複数重なると自然に生じるわずかなズレをシミュレートしており、これが「合唱(コーラス)」の名の由来です。
主なパラメータ
- レート(Rate):ピッチの揺れの速さを調整
- デプス(Depth):ピッチの揺れ幅を調整
- ミックス(Mix):原音とエフェクト音のバランスを調整
- ディレイ(Delay):遅延時間を調整
活用場面と関連エフェクト
エレキギターやエレクトリックピアノ、シンセサイザーに用いられることが多く、1980年代のポップ・ロックでは特に多用されました。フランジャーやフェイザーはコーラスと近い原理を持つ関連エフェクトで、三者を合わせて「モジュレーション系エフェクト」と総称します。ギター用コンパクトエフェクターやDAW(デジタル音楽制作ソフト)のプラグインとして広く普及しています。
使い方・例文
エレキギターにコーラス・エフェクトをかけると音が揺らいで広がりが生まれ、1本のギターでも複数台が重なっているような豊かなサウンドになります。
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