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コベナンツとは?

こべなんつ

ベナンツとは、融資契約や債券の発行条件に盛り込まれる、借り手が守るべき財務上・行動上の誓約条項のことです。

ベナン(Covenants)とは、融資契約社債の発行契約において、貸し手(債権者)が借り手(債務者)に対して課す誓約条件・制約条項の総称です。英語で「誓約・契約」を意味し、金融・法律の場面では「財務制限条項」とも訳されます。

コベナンツには大きく2種類があります。

  • ポジティブ・コベナンツ(肯定的誓約):借り手が行わなければならないことを定めるもの。例えば「財務諸表を定期的に提出する」「一定以上の自己資本比率を維持する」などが該当します。
  • ネガティブ・コベナンツ(否定的誓約):借り手が行ってはならないことを定めるもの。「貸し手の同意なく追加借入を行わない」「主要資産を売却しない」などが代表例です。

コベナンツの目的は、貸し手がお金を貸した後も借り手の財務健全性を監視し、信用リスクの悪化を早期に把握・対処できるようにすることです。契約上のコベナンツに違反した場合、債権者は期限前返済を請求できるなどの権利が発動(コベナンツ・トリガー)します。

近年は借り手に有利な条件で資金調達が行われる市場環境下で、コベナンツが緩くなる「コベナンツ・ライト」ローンが増加し、リスク管理の観点から注目されています。

使い方・例文

企業が銀行から融資を受ける際、「自己資本比率を30%以上に保つ」というコベナンツが設定される場合があり、これを下回ると融資の即時返済を求められることがあります。

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