コグニティブ無線とは?
こぐにてぃぶむせん
コグニティブ無線とは、周囲の電波環境を動的に認識・学習し、空き周波数帯を自律的に選択して利用する次世代無線通信技術です。
コグニティブ無線(Cognitive Radio)とは、無線機が周囲の電波環境を自律的にセンシング・解析し、主免許ユーザー(プライマリーユーザー)に干渉を与えないよう空き周波数帯(ホワイトスペース)を動的に活用する技術です。電波資源の効率的な利用を目的として研究・標準化が進められています。
コグニティブ無線の基本的な動作サイクルは以下のとおりです。
- スペクトルセンシング:プライマリーユーザーの存在・不在を検出する
- スペクトル分析:利用可能なチャネルとその特性を評価する
- スペクトル決定:最適な周波数帯・電力・変調方式を決定する
- スペクトル共有・移行:プライマリーユーザーが現れたら速やかに別チャネルへ移行する
従来の固定周波数割り当て方式では、免許を受けた周波数帯が実際には多くの時間・場所で空いていることが問題視されてきました。コグニティブ無線はこの「スペクトルの断片的利用」を解消し、限られた電波資源を最大限活用することを目指します。
テレビ放送の空き帯域(テレビホワイトスペース)の活用や、5G以降の高度な無線資源管理、IoTデバイスの効率的通信など、幅広い応用分野が期待されています。
使い方・例文
地方のテレビ放送で使われていない空き周波数帯を農村地域のIoTセンサー通信に活用する「テレビホワイトスペース利用」がコグニティブ無線の代表的な応用例です。
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