変復調とは?
へんふくちょう
変復調とは、情報を電波や信号に乗せる「変調」とそこから情報を取り出す「復調」の両方をまとめた概念で、通信の基本操作です。
変復調とは、変調(モジュレーション)と復調(デモジュレーション)をあわせた概念です。変調とは音声・データなどの情報信号を搬送波(高周波)に乗せる処理であり、復調はその逆に受信した変調波から元の情報を取り出す処理です。
変復調が必要な理由は、音声や低周波データをそのまま無線送信することが難しいためです。高周波搬送波に乗せることで、アンテナからの効率的な放射と、遠距離伝送が可能になります。
- アナログ変調:AM(振幅変調)・FM(周波数変調)・PM(位相変調)
- デジタル変調:ASK・FSK・PSK・QAM(多値変調)など
- マルチキャリア変調:OFDM(複数搬送波を束ねて使う方式。4G・5G・Wi-Fiに採用)
変復調を行うデバイスはモデム(modem)と呼ばれ、modulator(変調器)とdemodulator(復調器)を組み合わせた語が語源です。現代の通信機器はデジタルシグナルプロセッサ(DSP)上でソフトウェア的に変復調を実現する場合が多くなっています。
使い方・例文
スマートフォンがWi-Fiでデータをやり取りするとき、端末内部で変調(データ→電波)と復調(電波→データ)が常に行われており、これが変復調の実例です。
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