コアジサシとは?
こあじさし
コアジサシとは、河原や砂浜に集団で営巣する日本最小級のカモメの仲間で、夏に日本へ飛来する渡り鳥です。
コアジサシとは、チドリ目カモメ科に分類される小型の海鳥で、日本に飛来するアジサシの仲間の中でも最小級の種です。全長は約20数センチほどで、白い体に黒い帽子をかぶったような頭部の模様、黄色みを帯びたくちばしと脚が特徴です。
春から夏にかけて東南アジアなどの越冬地から日本へ渡ってくる夏鳥で、河川敷や砂浜、埋立地といった開けた砂地や礫地に集団で営巣します。餌は主に小魚で、水面上空を飛びながら獲物を見つけると急降下して水中に飛び込み捕らえる、独特の狩りの様子が観察されます。
近年は、営巣地となる自然の砂地や河原が河川改修や開発によって減少しており、生息数の減少が懸念されています。そのため一部の地域では人工的な営巣地の整備や保護活動が行われており、自治体などのレッドリストで注意種として扱われることもあります。
都市近郊の河川や海岸でも観察できる身近な渡り鳥でありながら、自然環境の変化を映し出す指標としても注目されている鳥です。
使い方・例文
夏になると、河原の砂地でコアジサシが集団で子育てをする姿が見られます。
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