ゲラニオールとは?
げらにおーる
ゲラニオールとは、バラやゼラニウムなどの植物精油に含まれる天然の芳香成分で、甘くフローラルな香りを持つモノテルペンアルコールです。
ゲラニオールは、化学式 C₁₀H₁₈O で表されるモノテルペンアルコールの一種です。バラ・ゼラニウム・レモングラス・パルマローザ・コリアンダーなど多くの植物精油中に天然に存在し、甘くてフローラルな、ほのかにフルーティーさも感じさせる香りが特徴です。
化学的には、シトロネロールやネロールと関連する構造を持ち、異性体であるネロールとは幾何異性体の関係にあります。天然には主にトランス型(E型)として存在します。
主な用途と性質は以下の通りです。
- 香料:香水・フレグランス製品の重要な原料。バラ様の香りを表現するために欠かせない成分
- 化粧品・スキンケア:ローション・クリーム・石けんなどの賦香剤として広く配合
- アロマテラピー:精油の形で芳香浴やトリートメントに使用。リラックス効果が期待される
- 食品香料:フルーツやフラワー系フレーバーとして一部の食品・飲料に使用
一方、ゲラニオールはEUの香料規制(REACH規則)において、アレルギーを引き起こす可能性のある26香料成分のひとつに指定されており、化粧品に一定量以上含まれる場合はラベルへの表示が義務付けられています。日本でも敏感肌向け製品での使用には注意が必要とされ、成分への理解が求められる時代になっています。また、抗菌・虫よけ作用も報告されており、天然防虫剤としての研究も行われています。
使い方・例文
バラの香りを使った香水やフレグランス製品の成分表示に「ゲラニオール」と記載されているのをよく見かけます。アロマテラピーではゼラニウムやパルマローザの精油の主成分として、心地よい花の香りをもたらす成分として知られています。
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