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パルマとは?

ぱるま

パルマとは、フラメンコで演奏・演技を支えるために手を打ち鳴らすリズム打ちのことで、音楽の骨格を形成する重要な要素です。

パルマ(palmas)とは、フラメンコの演奏において手を打ち鳴らして拍子を刻む奏法で、スペイン語で「手のひら」を意味します。フラメンコにおける打楽器的な役割を担い、歌(カンテ)・ギター(トーケ)・踊り(バイレ)と並んで欠かせない構成要素の一つです。

パルマには大きく二種類があります。

  • パルマ・セカ(palmas secas):両手の指を束ねてくっきりと打ち鳴らす、乾いた鋭い音のパルマ。リズムを明確に刻む際に用いられます。
  • パルマ・スルダ(palmas sordas):片方の手の指を反らせて打ち、こもった柔らかな音を出すパルマ。ソレアなどで踊り手を引き立てる際に使われます。

フラメンコのリズム体系「コンパス」は非常に複雑で、例えばソレアやブレリアは12拍子の独特なアクセント配置を持ちます。パルマ奏者(パルメロ)はこのコンパスを正確に刻みながら、歌い手や踊り手のアドリブにも瞬時に対応する高度なリズム感が求められます。

フラメンコの練習場(ペーニャ)では、パルマを習得することがすべての演者にとっての基礎とされています。踊り手自身もリズム感を身につけるためにパルマの練習を重ねます。パルマは単なる伴奏を超え、フラメンコという文化そのものを体感する入口でもあります。

使い方・例文

フラメンコの公演では、舞台袖に並んだパルメロたちが複雑なリズムを手拍子で刻み、踊り手を支えます。観客が自然と手を打ちたくなるあの感覚も、パルマが生み出すフラメンコの磁力です。

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