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グンカンドリ科とは?

ぐんかんどりか

グンカンドリ科とは、熱帯・亜熱帯の海洋に生息する大型海鳥のグループで、極めて長い翼と鋭いくちばしを持ち、他の鳥から食物を奪う「盗み食い」行動で知られます。

グンカンドリ科(Fregatidae)は、ペリカン目に属する海鳥の科で、現在1属5種が知られています。名前の「軍艦鳥」は、かつての軍艦のように海を支配する姿や、空中で獲物を奪う戦闘的な行動にちなんでいます。

グンカンドリの最大特徴は体の構造にあります。翼開長が最大で220センチメートル以上に達する一方、体重は比較的軽く、体重に対する翼面積の比率(翼面荷重)が鳥類の中で最小クラスです。このため長時間・長距離の滑空が得意で、上昇気流を利用して数日間にわたり飛び続けることが観察されています。

生態上の特徴として以下が挙げられます。

  • クレプトパラサイティズム(盗食寄生):他の鳥が捕まえた魚を空中で奪い取る行動
  • 足のひれが小さく泳ぎが苦手:水に入らず空中から魚を捕らえるか、他の鳥から横取りする
  • オスの赤い喉袋:繁殖期にオスが風船のように膨らませて求愛するディスプレイ

日本では南西諸島や小笠原諸島周辺で確認されており、オオグンカンドリやコグンカンドリなどが記録されています。その独特な飛翔姿と求愛行動から、野鳥観察者にも人気のある鳥のひとつです。

使い方・例文

ガラパゴス諸島や小笠原諸島のバードウォッチングで、喉袋を赤く膨らませたオスのグンカンドリを観察したり、カツオドリから魚を横取りする場面を目撃したりする際に登場します。

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