クロスシートとは?
くろすしーと
クロスシートとは、列車や路線バスの座席配置のひとつで、進行方向に対して横向きに設置された座席のことです。
クロスシートとは、鉄道車両やバスの座席配置様式のひとつで、車両の進行方向に対して垂直(横向き)に設置された座席のことをいいます。向かい合わせになるボックス型と、一方向を向いた転換クロスシートなどの種類があります。ロングシート(車両の側面に沿って縦に並ぶ座席)と対比される概念として使われます。
クロスシートの主な種類は以下のとおりです。
- ボックスシート:4人が向かい合わせに座る固定式の席。昔ながらの急行列車などで見られる
- 転換クロスシート:背もたれの向きを前後に切り替えられる座席。進行方向を向いて座れる
- リクライニングシート:背もたれを後方に倒せる座席。特急・新幹線に多い
クロスシートは進行方向を向いて座れるため乗り心地がよく、長距離・長時間の移動に適しています。一方で、定員がロングシートより少なくなる傾向があるため、通勤路線など混雑する区間では使いにくい面もあります。そのため、昼間は観光客向けにクロスシート、朝夕ラッシュ時はロングシートに転換できる「デュアルシート」と呼ばれる可変式座席を採用する車両も登場しています。
日本では近鉄や西日本の私鉄特急でクロスシートが多く採用されており、観光列車や特急列車の快適性を高める要素として重視されています。
使い方・例文
新幹線の普通車座席は転換クロスシートの代表例で、折り返し運転の際に駅員が背もたれを一斉にひっくり返して進行方向を向かせる光景がよく見られます。
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