クロスウインドランウェイとは?
くろすうぃんどらんうぇい
クロスウインドランウェイとは、主滑走路に対して横方向から吹く風(横風)に対応するため、別の方向に設けられた補助的な滑走路のことです。
クロスウインドランウェイ(Crosswind Runway)とは、空港の主滑走路(メインランウェイ)とは異なる方角に設置された滑走路で、主滑走路に対して横風が強くなる状況で使用する補助滑走路のことです。
航空機の離着陸は基本的に風に向かって(向かい風で)行うのが最も安全であり、効率的です。しかし風向きが常に一定とは限らず、主滑走路に対して横から強い風が吹く「横風(クロスウインド)」条件になると、機体の方向制御が難しくなり危険が増します。各機種には許容できる横風の速度上限(クロスウインドリミット)が定められており、それを超えると通常の運航ができなくなります。
このような状況に備え、主滑走路とは概ね45〜90度の角度をなす方向にクロスウインドランウェイが設けられることがあります。これにより、どちらの方向から風が吹いても少なくとも一つの滑走路が向かい風または許容範囲内の横風条件で使用できるようになります。
クロスウインドランウェイの設置によって得られる効果は以下のとおりです。
- 強風時にも離着陸できる機会の確保
- 横風による事故リスクの低減
- 多様な気象条件での空港運用継続
日本国内でも季節によって卓越風向が変化する空港では、クロスウインドランウェイが重要な役割を果たしています。ただし、用地・コスト・近隣環境の制約から、すべての空港に設置できるわけではありません。
使い方・例文
冬季に季節風が変わって主滑走路に強い横風が吹き付ける場合、管制官からパイロットへクロスウインドランウェイへの変更が指示される場面でこの用語が登場します。
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