クロスウインドとは?
くろすうぃんど
クロスウインドとは、航空機の進行方向や滑走路の向きに対して横から吹く風のことで、離着陸時の難易度を高める要素です。
クロスウインド(crosswind)とは、航空機が飛行中あるいは滑走路上を移動する際に、機体の進行方向に対して横方向から吹く風のことです。「横風」とも呼ばれます。正面からの向かい風(ヘッドウインド)や後ろからの追い風(テールウインド)と対比して使われる用語です。
クロスウインドが強い状況での離着陸は、次のような影響を機体に与えます。
- 機体が風下側に流されるため、滑走路の中心線を保つのが難しくなる
- 着陸時に機首を風上に向けたまま(クラブ角をつけた状態で)進入し、接地直前に方向を修正する操作が必要になる
- 主輪が偏った方向に荷重を受け、構造や脚部に負荷がかかる
各航空機の型式には製造メーカーが示すデモンストレーテッド・クロスウインドコンポーネント(実証済み横風制限値)があり、これを超える横風成分での離着陸はパイロットの判断と訓練によります。航空会社の運航規程では安全を考慮した独自の制限値を設けていることが一般的です。
滑走路が1方向しかない小規模な空港では、強いクロスウインドが続くと欠航や目的地変更の原因となります。また模型飛行機やドローンの操縦でも横風は操作の難しさを増す重要な気象要素です。
使い方・例文
「着陸直前に強いクロスウインドが発生したため、機長は複数回のゴーアラウンドを実施しました」のように、航空・パイロット・気象に関する場面で使われます。
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