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クリプトモナスとは?

くりぷともなす

クリプトモナスとは、淡水や海水に生息する単細胞藻類の一群で、光合成を行いながら運動する微細藻類です。

クリプトモナス(Cryptomonas)は、クリプト藻類(クリプト植物門)に属する単細胞の微細藻類です。主に淡水域に広く生息し、池や湖、川などのプランクトンとして存在します。

細胞は扁平な卵形または楕円形で、長さは約10〜50マイクロメートル程度。2本の鞭毛をもち、活発に遊泳することができます。細胞内にはクロロフィルaおよびcのほか、フィコビリン系色素(フィコエリトリンやフィコシアニン)を含む葉緑体を持ち、光合成によってエネルギーを得ます。この色素組成により、細胞は赤褐色から青緑色まで多様な色を示します。

クリプトモナスの特徴的な点として、多くの種が内部共生(二次共生)によって獲得した葉緑体を持つことが挙げられます。進化的に見ると、クリプト藻の祖先が紅藻を取り込んで共生させた痕跡として「ヌクレオモルフ」と呼ばれる退化した核様構造が細胞内に残されており、共生進化の研究において非常に重要な生物群とされています。

生態系においては、水界の一次生産者として食物連鎖の基盤を支えます。また、富栄養化した水域で大量増殖することもあり、水質管理の指標生物としても研究されています。

使い方・例文

湖や池の水をサンプリングして顕微鏡で観察すると、活発に泳ぐクリプトモナスを確認できることがあります。水質調査や水圏生態学の研究で頻繁に登場する生物です。

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