クラベスとは?
くらべす
カリブ海・ラテン音楽で用いられる、2本の硬木を打ち合わせて鳴らすシンプルな打楽器です。
クラベス(claves)は、硬い木材(主にローズウッドや黒檀などの密度の高い木)で作られた2本の円柱形の棒を打ち合わせて演奏するラテン打楽器です。「クラベス」はスペイン語で「鍵(かぎ)」を意味し、ラテン音楽のリズムの「鍵」となる役割から名付けられたとも言われます。
演奏法は非常にシンプルで、片方の棒を指先で軽く支えて共鳴するように持ち、もう一方の棒で叩きます。そうすることで乾燥した高音の打音が得られます。電気を使わないにもかかわらず、バンド全体に聴こえる鋭く通った音が特徴です。
クラベスが担う最も重要な役割は、ラテン音楽におけるクラーベリズム(clave pattern)の演奏です。
- ソン・クラーベ:3-2または2-3のパターンで、サルサ・ルンバなどの基本
- ルンバ・クラーベ:ルンバ固有のシンコペーションを持つパターン
- これらのパターンが他のすべての楽器のリズムを組織化する基準となる
クラベスはキューバ音楽に起源を持ち、サルサ・ソン・ボレロ・チャチャチャなどで欠かせない楽器です。また幼児教育や音楽療法でも手軽なリズム楽器として広く使われています。
使い方・例文
サルサのアンサンブルでクラベス担当の奏者がクラーベのパターンを刻み続け、バンド全体のリズムの基準点となった。
この用語をシェア
最終更新: