クヌギタケとは?
くぬぎたけ
クヌギタケとは、クヌギなどの広葉樹の枯れ枝や落ち枝に発生する小型のキノコで、モエギタケ科に属する野生菌の一種です。
クヌギタケ(椚茸)は、モエギタケ科クヌギタケ属(Mycena)に分類されるキノコです。学名はMycena haematopusなどいくつかの近縁種が含まれますが、日本では広義にクヌギタケ属全般の通称として使われる場合もあります。春から秋にかけて、クヌギ・コナラ・ブナなどの広葉樹の枯れ枝・倒木・切り株に群生します。
クヌギタケ属は世界に数百種以上が知られており、形態・色・生息環境が多様です。一般的に傘は直径1〜5センチ程度の小型で、円錐形から釣り鐘型をしており、茶色・灰色・橙色など種によって異なります。柄は細く、折れやすいのが特徴です。
生態的には腐生性(朽ち木や落ち葉を分解する)のキノコとして、森林内の物質循環に重要な役割を担っています。枯れ木の分解を助けることで、土壌の形成や養分の循環に貢献します。
食用としての利用はほとんどなく、多くの種で食毒不明とされています。小型で判別が難しいため、キノコ採取では一般的に見送られることが多い種類です。自然観察や菌類の分類研究の対象として注目される場面が多くあります。
使い方・例文
森の中でクヌギや倒木の表面にびっしりと小さなキノコが群生しているのを見かける場合、それがクヌギタケ属のキノコであることがあります。菌類観察会や自然観察イベントでも取り上げられることがあります。
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