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キューバ危機とは?

きゅーばきき

キューバ危機とは、1962年10月にソ連がキューバに核ミサイル基地を建設しようとしたことに端を発した、米ソが核戦争の瀬戸際まで対立した13日間の国際的緊張のことです。

キューバ危機(Cuban Missile Crisis)は、1962年10月16日から28日にかけての約13日間、世界が核戦争の瀬戸際に立たされた冷戦最大の危機です。アメリカ偵察機キューバ領内でソ連の核ミサイル発射台の建設を確認したことが発端となりました。

ケネディ大統領はソ連のフルシチョフ書記長に対してミサイルの即時撤去を要求し、キューバを海上封鎖(海上隔離)して、ソ連の輸送船がキューバに接近することを阻止しました。双方とも核兵器の使用を視野に入れた緊張状態が続き、世界は核戦争勃発の危機に瀕しました。

危機の背景には以下の要因がありました。

  • 1961年のカストロ政権下のキューバでのピッグス湾侵攻失敗とアメリカとの敵対
  • トルコへのアメリカ核ミサイル配備に対するソ連の報復的対抗措置
  • 冷戦下における「核抑止」の論理と相互確証破壊(MAD)の恐怖

最終的にはフルシチョフがキューバからのミサイル撤去に応じ、アメリカはキューバへの不侵攻を約束するとともにトルコのミサイルを秘密裏に撤去することで合意しました。この危機を経て、米ソ間に直接通信できる「ホットライン」が設置され、核戦争リスクを管理する仕組みが整備されました。

使い方・例文

冷戦史の授業では、核戦争に最も接近した事例としてキューバ危機が必ず登場します。危機管理・外交交渉の成功例としてビジネスや国際政治学の教材でも引用されます。

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