冷戦とは?
れいせん
冷戦とは、第二次世界大戦後にアメリカを中心とする西側陣営とソ連を中心とする東側陣営が、直接の武力衝突には至らずに対立し続けた国際的な緊張状態です。
冷戦(れいせん、Cold War)とは、第二次世界大戦終結後の1940年代後半から1991年のソ連崩壊まで続いた、アメリカ合衆国(資本主義・自由主義陣営)とソビエト連邦(社会主義・共産主義陣営)の間の政治的・イデオロギー的・軍事的対立を指します。両国が直接戦火を交えなかったため「冷たい戦争」と呼ばれました。
冷戦の特徴として、以下の点が挙げられます。
- 核兵器による相互抑止(MAD:相互確証破壊)が直接衝突を回避させた
- 朝鮮戦争・ベトナム戦争など第三国での代理戦争が多数発生した
- ベルリンの壁に象徴される東西分断が世界各地で生じた
- 宇宙開発・スポーツ・文化など非軍事分野でも熾烈な競争が展開された
- スパイ活動や情報戦が活発に行われた
1962年のキューバ危機は米ソ直接衝突の危機が最も高まった事例で、核戦争の一歩手前まで達したとされます。その後、緊張緩和(デタント)の時期を経て、1980年代にはアメリカのレーガン政権が軍拡路線を強化。ソ連のゴルバチョフ書記長が推進したペレストロイカ(改革)・グラスノスチ(情報公開)により体制が揺らぎ、1989年のベルリンの壁崩壊、1991年のソ連解体によって冷戦は終結しました。
冷戦は20世紀後半の国際秩序を規定し、現在の国際関係や地域紛争にもその影響が残っています。
使い方・例文
「冷戦時代には、東西両陣営が核兵器を大量に保有しながらも直接戦争を避け、スパイ活動や宇宙開発競争、代理戦争を通じて激しく覇権を争いました。」
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