キャスリングとは?
きゃすりんぐ
キャスリングとは、チェスで王(キング)と城(ルーク)を同時に動かす唯一の特殊な手で、王の安全を確保するために使われます。
キャスリング(Castling)とは、チェスにおいて1手で王(キング)と城(ルーク)を同時に移動させることができる、唯一の例外的な手です。通常は1手で1つの駒しか動かせないチェスのルールの中で、特別に認められた合法手です。
キャスリングの手順は次のとおりです。キングを2マス横に移動させ、その方向のルークをキングが飛び越えた位置(キングの反対側)に移動させます。キングサイド(短いほう)とクイーンサイド(長いほう)の2種類があります。
キャスリングが行えるための条件は以下のとおりです。
- キングとルークが一度も動いていないこと
- キングとルークの間に他の駒がいないこと
- キングが現在チェック状態でないこと
- キングが通過するマスや移動先がチェックにならないこと
キャスリングの目的は主にふたつあります。第一に、キングをポーンの列の端に移動させて守りを固めること、第二に、ルークをゲームの中央や開いたファイルに素早く展開することです。
序盤でのキャスリングはほぼすべての棋士が行う基本戦略であり、キャスリングしないままゲームを進めると王が危険にさらされやすくなります。
使い方・例文
序盤で中央に駒を展開したあと、キングサイドキャスリングでキングをh1付近に移動させてから中盤の攻防に臨むのが定石のひとつです。相手のキャスリングを妨害することも高度な戦略となります。
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