キウイ科とは?
きういか
キウイ科とは、ニュージーランド固有の飛べない鳥キウイを含む、キウイ目に属する科のことです。
キウイ科(学名:Apterygidae)は、鳥類の一グループで、ニュージーランドにのみ生息するキウイを含む科です。飛ぶことができない「走鳥類」の仲間であり、ダチョウやエミューの遠縁にあたります。
キウイ科の鳥は、鳥類の中でも非常に独特な特徴を持っています。
- 翼が退化してほとんど見えず、飛行能力を完全に失っている
- 体に比べて非常に大きな卵を産む(体重比で世界最大級)
- 視力が弱い代わりに嗅覚が発達しており、くちばしの先端に鼻孔がある
- 夜行性で、昆虫やミミズなどを地面で探して食べる
現在のところ、キウイには複数の種が認められており、北島キウイ・南島オオマダラキウイ・コキウイなどが知られています。いずれもニュージーランドの固有種で、国のシンボルとして親しまれています。ニュージーランド人の愛称「キウイ」もこの鳥に由来します。
かつてニュージーランドには天敵となる哺乳類がほとんどいなかったため、飛ぶ必要がなくなり翼が退化したと考えられています。しかし人間の入植後、持ち込まれたイタチや猫などによる捕食で個体数が激減しており、現在は絶滅危惧種として保護活動が進められています。
使い方・例文
動物園や自然史博物館の展示で「キウイ科」という分類名に出会うことがあり、ニュージーランドの生態系や鳥類の進化を説明する文脈でよく登場します。
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