ガムラン舞踊とは?
がむらんぶよう
ガムラン舞踊とは、インドネシアのガムラン音楽に合わせて演じられる伝統舞踊の総称で、バリやジャワを代表する芸能です。
ガムラン舞踊とは、インドネシアのバリ島やジャワ島を中心に伝承される伝統的な舞踊芸能で、青銅製打楽器を主体としたアンサンブル音楽「ガムラン」の演奏に合わせて踊られます。宗教儀礼・宮廷芸術・民衆娯楽という三つの文脈でそれぞれ独自の発展を遂げてきました。
代表的な舞踊の種類には以下があります。
- レゴン(バリ):少女が演じる繊細で格調高い宮廷舞踊。目の動き(ニョレット)や指先の細やかな表現が特徴。
- ケチャ(バリ):大勢の男性が「チャ、チャ」という声でガムランの代わりにリズムを刻みながら踊る儀礼的な集団舞踊。
- バロン・ダンス(バリ):善の象徴バロンと悪の魔女ランダの戦いを演じる神聖な舞踊劇。
- セリンピ(ジャワ):ジャワ宮廷の女性舞踊で、優雅でゆったりとした動きが特徴。
ガムラン舞踊の動きは、指先・目・首・腰など身体の細部を独立して動かすアイソレーションが高度に発達しており、日本の舞踊や西洋バレエとは異なる身体美学を持ちます。ヒンドゥー教の神話や叙事詩(ラーマーヤナ・マハーバーラタ)を題材とする演目も多く、宗教的な意味合いを色濃く持ちます。
ユネスコはバリの文化的景観や芸能を無形文化遺産として登録しており、ガムラン舞踊は国際的にも高い評価を受ける芸術形式です。
使い方・例文
バリ島の寺院祭礼では、少女たちがレゴンを踊りガムランの響きとともに神への奉納を行います。旅行者がバリで目にする舞踊ショーの多くもガムラン舞踊であり、眼や指先の繊細な動きに引き込まれます。
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