アンサンブルとは?
あんさんぶる
アンサンブルとは、複数の演奏者・歌手・ダンサーなどが一体となって表現する集団演技・演奏のことで、その集団自体も指します。
アンサンブル(ensemble)はフランス語で「一緒に」「全体」を意味し、芸術の分野では複数の演奏者・歌手・ダンサー・俳優などが協力して一体的な表現を作り上げることを指します。また、そのような活動を行う集団そのものをアンサンブルと呼ぶこともあります。
音楽においては、二人以上の奏者や歌手が協力して演奏・歌唱する形態を指し、二重奏(デュオ)、三重奏(トリオ)、四重奏(カルテット)など少人数のものから、室内楽アンサンブル、合唱アンサンブルなど様々な規模があります。重要なのは、指揮者に依存せず各自が互いの音を聴き合いながら一体感を作り出す点です。
演劇・ミュージカル・バレエにおいては、主役の周囲を支える複数の出演者の集団演技をアンサンブルと呼びます。舞台を彩る群衆・ダンサー・コーラス陣を「アンサンブルキャスト」とも呼びます。
アンサンブルの芸術的価値は以下の点にあります。
- 互いの表現を尊重しながら全体の調和を生み出す協調性
- 個人の技量を活かしつつ集団としての一体感を表現する高度な技術
- 対話・応答の音楽的・演劇的な緊張感と奥行き
優れたアンサンブルは「全体が部分の合計以上」の表現を生み出すとされ、集団芸術の醍醐味とされています。
使い方・例文
弦楽四重奏のアンサンブルでは、4人の奏者が指揮者なしで互いの音を聴き合いながら一つの楽曲を仕上げます。ミュージカルでは、主役を取り囲むアンサンブルキャストの迫力ある群舞が舞台全体を引き立てます。
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