ガムランとは?
がむらん
ガムランとは、インドネシアのジャワやバリを中心に伝わる伝統的な打楽器アンサンブル音楽のことです。
ガムラン(Gamelan)は、インドネシアのジャワ島・バリ島・スンダ地方などで古くから受け継がれてきた伝統的な合奏音楽、およびそこで使われる楽器群の総称です。「ガムラン」という語はジャワ語で「打つ」「叩く」を意味する動詞に由来するとされ、打楽器を中心に構成されることを端的に表しています。
楽器編成は多彩で、次のような種類が含まれます。
- ガンバン(木琴型鍵盤打楽器)
- サロン・ボナン(青銅製鍵盤打楽器)
- クンダン(太鼓)
- ゴング(大型銅鑼)
- スリン(竹製縦笛)
ガムランは宗教儀式・宮廷儀礼・影絵芝居(ワヤン)・舞踊の伴奏として機能してきた歴史を持ちます。演奏は共同体全体で行われる社会的な営みとしての側面も強く、役割分担と集団的な即興が共存するスタイルが維持されています。
20世紀以降、作曲家のドビュッシーがガムランの音響に影響を受けたことでも知られ、現代音楽や民族音楽学の分野でも広く研究されています。2021年にはユネスコの無形文化遺産に登録されました。
使い方・例文
バリ島の寺院祭礼でガムランの演奏が奉納されたり、ジャワの王宮で影絵芝居ワヤンの伴奏として用いられたりする場面で登場します。
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