本文へスキップ

カーナウェナンとは?

かーなうぇなん

カーナウェナンとは、ウェールズに伝わる中世の詩的伝統や物語に登場する地名・人名であり、ケルト文化・アーサー王伝説との関わりで知られる名称です。

カーナウェナン(Carnwennan)は、アーサー王伝説に登場する短剣(ナイフ)の名前として伝えられるウェールズ起源の語です。ウェールズ語で「白い柄の小刀」を意味するとされ、アーサー王が所持したとされる武器のひとつです。

アーサー王伝説における著名な武器としては「エクスカリバー」が最も有名ですが、中世ウェールズの物語集『マビノギオン』などには、アーサー王が複数の特別な武器・道具を持つとする記述が見られます。カーナウェナンはその中のひとつとして言及され、影を真っ二つに切り裂く(あるいは影の中に姿を隠す)力を持つとも語られます。

ケルト・ウェールズの伝承文化における特徴は次の点にあります。

  • 武器や宝物には固有の名前と超自然的な力が与えられることが多い
  • マビノギオンなどの写本は12〜14世紀にまとめられたが、口伝はさらに古い時代に遡る
  • アーサー王の物語はフランス・英国への伝播の過程で多くの要素が加えられた

カーナウェナンはエクスカリバーと比べてマイナーな存在ですが、ケルト伝承研究や中世文学の文脈では固有の位置を持つ語として知られています。

使い方・例文

アーサー王伝説を扱った小説やゲームで「王の三種の神器(武器)」として複数の武具が登場する場面で、カーナウェナンが短剣として言及されることがあります。ウェールズの古典文学や中世騎士物語の研究においても参照される名称です。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語