カルロス・スリムとは?
かるろすすりむ
カルロス・スリムは、メキシコの通信・小売業などを支配する巨大コングロマリットを率い、長期間にわたり世界屈指の富豪として知られるビジネス人です。
カルロス・スリム・エルー(Carlos Slim Helú、1940年〜)は、メキシコ・シティ生まれのレバノン系メキシコ人実業家で、テレコム・小売・不動産・金融など幅広い分野に展開するコングロマリット「グルーポ・カルソ(Grupo Carso)」の創業者・会長です。
スリムは幼少期から父の実業を学び、1990年代にメキシコ政府が民営化したテレフォノス・デ・メヒコ(テルメックス)を格安で取得したことが飛躍的な財産拡大の契機となりました。テルメックスはメキシコの固定電話市場をほぼ独占する状態にあり、その後移動体通信のアメリカ・モビルも急成長させてラテンアメリカ最大の通信企業グループを築きました。
2010年前後にはビル・ゲイツやウォーレン・バフェットを抑えて世界一の富豪に位置づけられた時期もあり、一時的にメキシコのGDPの数パーセントに相当する資産を保有していると報じられました。
一方で、テルメックスの独占的地位による通信料金の高さがメキシコのデジタル格差を広げているとの批判も国内外から受けています。慈善活動や文化支援にも取り組んでおり、メキシコの近代化に複雑な形で関わってきた存在です。
使い方・例文
「カルロス・スリムはラテンアメリカの通信市場を一手に握り、一時期は世界一の資産家にランクされた」という形で、富豪ランキングや中南米経済の解説で言及されます。
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