レバノンとは?
ればのん
レバノンとは、中東・地中海東岸に位置する小国で、多宗教・多民族が共存する独自の政治・文化を持つ国です。
レバノン(正式名称:レバノン共和国)は、中東のレバント地方に位置する共和制国家です。北と東をシリア、南をイスラエルと接し、西は地中海に面しています。面積は約10,452平方キロメートルと日本の岐阜県ほどの小国ですが、歴史・文化・地政学的な重要性は非常に大きい国です。
レバノンの最大の特徴は、キリスト教系(マロン派など)・イスラム教スンニ派・イスラム教シーア派・ドルーズ派など多数の宗教・宗派が共存する「モザイク社会」である点です。この多宗派構造を前提とした「国民協約(ナショナルパクト)」と呼ばれる政治的取り決めにより、大統領・首相・国会議長の主要ポストが各宗派に振り分けられる独特の政治体制(宗派主義)をとっています。
主な特徴・背景は以下のとおりです。
- 首都はベイルートで、かつて「中東のパリ」と呼ばれた文化・金融の中心地
- フェニキア文明やローマ帝国の遺跡など古代の歴史遺産が豊富
- 1975〜1990年の内戦、その後も政治的不安定・経済危機が続いている
- 2020年のベイルート港爆発事故で甚大な被害を受けた
中東の中で比較的自由な報道・文化が認められてきた一方、近年は深刻な経済危機と政治的混迷が続いており、国際社会からの支援が課題となっています。
基本データ
| 人口 | 約610万人 |
|---|---|
| 面積 | 10,452 km² |
出典:Wikidata
使い方・例文
「レバノン料理のフムスやキッベは中東料理の定番として世界中で親しまれています」「レバノンは複数の宗教・宗派が政治的に権力を分け合う独特の体制を持つ国です」のように使います。
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