カラヴァッジョとは?
からゔぁっじょ
カラヴァッジョは、16〜17世紀イタリアの画家で、強烈な明暗対比「キアロスクーロ」を駆使した革命的なバロック絵画で知られています。
ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ(1571〜1610年)は、イタリアのバロック絵画を確立した最重要画家の一人です。ミラーノ近郊のカラヴァッジョ村に生まれたとされ、その村名が画家の通称となっています。
彼の絵画の最大の特徴は、強烈な明暗対比(キアロスクーロ、またはテネブリスムとも呼ばれる)です。深い暗闇の中に強い光を当て、人物の表情や動きを劇的に浮かび上がらせる表現は、後の西洋美術史に計り知れない影響を与えました。代表作には「聖マタイの召命」「ユディトとホロフェルネス」「バッカス」「エマオの晩餐」などがあります。
宗教画においてもカラヴァッジョは革命的でした。聖人を理想化せず、実在の庶民をモデルに生々しく写実的に描いたため、当時の教会から受け入れられなかった作品もあります。
私生活では激しい気性で知られ、1606年に喧嘩で人を殺害したため逃亡生活を送り、38歳という若さで亡くなりました。しかし彼の技法はルーベンスやレンブラントをはじめ多くの画家に継承され、「カラヴァッジェスキ」と呼ばれる追随者を多数生みました。
使い方・例文
「カラヴァッジョの影響を受けたテネブリスム」という表現が、美術史の教科書やバロック絵画の解説でよく使われます。
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