カミツキガメとは?
かみつきがめ
カミツキガメとは、北米原産の大型の淡水ガメで、強力な顎で噛みつく習性をもち、日本では特定外来生物に指定されています。
カミツキガメ(噛み付き亀、学名:Chelydra serpentina)は、カミツキガメ科に属する大型の淡水ガメです。北アメリカ・中央アメリカ・南アメリカ北部に自然分布しており、池・沼・河川などに生息します。
成体の甲長は25〜50cm、体重は4〜16kg程度に達し、日本に生息する淡水ガメの中では最大級の外来種となっています。特徴的なのはその強力な顎で、危険を感じると素早く噛みつく習性があります。陸上では動きが遅く防御的になるため噛みつきが顕著ですが、水中では温和なことが多いとされます。
食性は非常に幅広く、魚・カエル・水鳥・水生植物・腐肉など何でも食べる雑食性です。この旺盛な食欲と繁殖力の高さから、外来種として在来の生態系に深刻な影響を及ぼすことが知られています。
日本では1990年代以降、ペットとして持ち込まれた個体が逸出・遺棄され、千葉県印旛沼を中心に各地で繁殖が確認されました。現在は特定外来生物に指定されており、飼育・輸入・販売・放流はすべて禁止されています。個体数管理のための捕獲駆除が継続的に行われています。
使い方・例文
「印旛沼で繁殖したカミツキガメの駆除作業が行われた」というように、外来種問題のニュースや環境教育の場で取り上げられます。ペットとして購入・飼育することは法律で禁じられています。
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