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カノコソウとは?

かのこそう

カノコソウとは、山野の湿った場所に生育する多年草で、根から採れる精油が鎮静・安眠効果のあるハーブとして用いられる植物です。

カノコソウ(鹿子草、学名:Valeriana fauriei)は、オミナエシ科(またはスイカズラ科)カノコソウ属に属する多年草です。日本朝鮮半島中国などの東アジアに分布し、山地の湿った草地や林縁に自生します。

カノコソウの名は、白やピンク色の小花が密集して咲く様子が、鹿の子絞り(かのこしぼり)の模様に似ていることに由来します。草丈は60〜120センチメートル程度になり、夏(6〜8月ごろ)に茎の先端に多数の小花を散房状に咲かせます。

カノコソウがとくに注目される理由は、その根(根茎)に含まれる薬効成分にあります。

  • バレリアン酸・イソバレリアン酸:神経を鎮静させる作用があるとされる。
  • バレポトリエイト類:鎮静・催眠促進作用が研究されている成分。

西洋では近縁種のセイヨウカノコソウ(Valeriana officinalis)が「バレリアン」として知られており、不眠や不安の緩和を目的としたハーブサプリメントとして広く利用されています。日本のカノコソウも同様の用途で研究されています。根は独特の強い臭いを持ちますが、これが有効成分と関連しているとされます。

使い方・例文

自然食品店やハーブ専門店で「バレリアン(カノコソウ)」のティーやカプセルとして販売されています。不眠対策のハーブとして紹介される記事や植物図鑑でよく登場する植物です。

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