オステオパシーとは?
おすておぱしー
オステオパシーとは、19世紀にアメリカで創始された手技療法で、骨格・筋肉・内臓・神経などすべての組織の相互関係を重視し、身体の自然治癒力を引き出すことを目指す医療体系です。
オステオパシー(Osteopathy)は、1874年ごろにアメリカの医師アンドリュー・テイラー・スティルによって創始された医療体系です。「骨」を意味するギリシャ語「osteon」と「病気・苦しみ」を意味する「pathos」を組み合わせた造語で、骨格系を中心に身体全体を整えることで健康を取り戻すという思想が根本にあります。
オステオパシーの基本原則は次の4つとされています。
- 身体は一つの機能的な単一体である
- 身体には自然治癒力が備わっている
- 構造と機能は相互に影響し合う
- 合理的な治療はこれらの原則に基づく
施術では、脊椎・骨盤・頭蓋骨・内臓などに対して多様な手技が用いられます。代表的なものに、高速低振幅法(HVLA)・筋エネルギーテクニック・カウンターストレイン・頭蓋仙骨療法(CST)などがあります。これらを組み合わせることで、身体の緊張・可動性の制限・循環の滞りなどを改善することを目指します。
アメリカでは「骨科医(DO)」という国家資格が存在し、外科手術や投薬も行える医師として認められています。日本では国家資格ではなく民間資格として提供されており、カイロプラクティックと混同されることもありますが、アプローチの哲学や適用範囲が異なります。慢性腰痛・頸部痛・頭痛などに対して世界的に広く用いられています。
使い方・例文
スポーツ選手が慢性的な腰痛の改善を目的としてオステオパシーの施術を受け、脊椎や骨盤の歪みを手技で調整してもらう場面がよく見られます。
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