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オイラー標数とは?

おいらーひょうすう

オイラー標数とは、図形・多面体位相空間の形状的な特徴を表す整数値であり、頂点・辺・面の数から計算されるトポロジーの基本的な不変量のことです。

オイラー標数(Euler characteristic)とは、位相幾何学(トポロジー)における基本的な不変量で、図形が連続変形(位相同型変換)によってどれだけ変わっても変化しない値です。多面体に対しては「頂点の数 V から辺の数 E を引き、面の数 F を加えた値 V − E + F」として計算され、球面に位相同型な凸多面体ではこの値は常に2になります(オイラーの多面体公式)。

身近な面のオイラー標数の例を示します。

  • 球面:2
  • トーラス(ドーナツ形):0
  • 種数 g の閉曲面:2 − 2g(穴の数が増えるほど小さくなります)
  • 実射影平面:1

オイラー標数はより一般的な空間に対してもホモロジー群を使って定義でき、交互和「Σ(−1)^k × (k次ベッチ数)」として表されます。この定式化により、曲面だけでなく任意の位相空間に対して同じ概念が適用できます。

ガウス・ボネの定理によってオイラー標数は曲面の総曲率とも結びついており、幾何学と位相幾何学をつなぐ橋渡し的な役割を担っています。コンピュータグラフィックスや物理の場でも、メッシュの検証や場の理論に応用されています。

使い方・例文

立方体の頂点8・辺12・面6について 8 − 12 + 6 = 2 となり、球面のオイラー標数と一致することを確かめる、という形で数学の授業に登場します。

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