エンコーダカップリングとは?
えんこーだかっぷりんぐ
エンコーダカップリングとは、モーターや回転軸にロータリーエンコーダを取り付ける際に両者を連結し、微小な軸ずれを吸収しながら回転を伝えるための継手部品です。
エンコーダカップリングとは、回転数・角度・速度などを検出するロータリーエンコーダを、モーターや機械の回転軸に接続するために使われる精密な継手(カップリング)のことです。一般的な動力伝達用カップリングよりも精度が要求される用途に特化しています。
ロータリーエンコーダは回転量を正確に計測するセンサーですが、エンコーダ軸と駆動軸の間には組み付け誤差による微小なずれ(偏心・角度ずれ・軸方向のずれ)が生じます。このずれをそのまま伝えるとエンコーダ内部のベアリングや軸に過大な負荷がかかり、測定誤差や早期故障の原因になります。エンコーダカップリングはこれらのずれを吸収しながら回転角度情報は正確に伝える設計になっています。
構造面では以下のような形式が一般的です。
- スリットを入れた金属ディスク型(フレキシブルディスクカップリング)
- 樹脂やゴムのスパイダーを挟んだタイプ
- 金属ベローズ型(高精度・高剛性)
- 板バネ型
用途はCNCマシン・ロボットアーム・半導体製造装置・サーボモーターシステムなど、位置制御の精度が求められるあらゆる産業機械に及びます。材質・サイズ・許容トルク・剛性の選定を誤ると検出精度の低下や機器破損を招くため、エンコーダのメーカー仕様との照合が重要です。
使い方・例文
産業用ロボットのサーボモーターにエンコーダを取り付ける際、軸のわずかなずれを吸収するためにエンコーダカップリングが継手として使われます。
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