エミュー科とは?
えみゅーか
エミュー科とは、オーストラリアに生息する飛べない大型鳥類エミューを含む科で、走鳥類の中でも特に大柄な体躯を持つグループです。
エミュー科(学名:Dromaiidae)は、ヒクイドリ目に属する鳥類の一科で、オーストラリア固有の大型走鳥類エミュー(Dromaius novaehollandiae)を唯一の現生種として含みます。かつては複数の種が存在しましたが、人間による狩猟や島嶼開発によって絶滅し、現在はオーストラリア本土のエミューのみが生き残っています。
エミュー科の特徴は以下のとおりです。
- 成鳥の体高は約1.5〜2メートル、体重は30〜55キログラムに達し、ダチョウに次ぐ世界第2位の大きさの鳥
- 翼は退化して非常に小さく、飛翔することができない走鳥類
- 脚が強健で、時速50キロメートル以上で走ることができる
- 羽毛は二股構造(ダブルシャフト)で防寒・防水効果があり、淡褐色から灰褐色
- オスが抱卵・育雛を担当し、メスは産卵後に次のオスを探す
エミューはオーストラリアの国章にも描かれる国鳥的な存在で、草原・サバンナ・低木地帯など広い範囲に生息します。1932年には農地保護のため大規模な駆除作戦(「エミュー戦争」)が行われたことでも知られます。現在は家禽としても飼育され、肉・卵・油が利用されています。
使い方・例文
オーストラリアのアウトバックを旅すると、道路脇をエミューの親子が闊歩する光景に遭遇することがあり、エミュー科の力強い姿を間近に観察できます。
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