エフェソス遺跡とは?
えふぇそすいせき
エフェソス遺跡とは、トルコ西部に位置する古代ギリシャ・ローマ時代の都市遺跡で、世界七不思議のアルテミス神殿があったことでも知られます。
エフェソス(Ephesus)は、現在のトルコ西部イズミル県に位置する古代都市の遺跡です。ギリシャ植民都市として発展し、後にローマ帝国の統治下でアジア属州の首都として栄えました。最盛期には人口数十万人を抱えたとも言われ、地中海世界有数の大都市として機能していました。
エフェソスは多くの歴史的・宗教的事件の舞台となった場所でもあります。使徒パウロがここで伝道を行い、「エフェソ人への手紙」の宛先となったことでキリスト教史との結びつきも深いです。また、聖母マリアがヨハネとともに晩年を過ごしたとされる伝説もあります。
現在残る主な見どころは以下の通りです。
- ケルスス図書館(2世紀建設の壮麗なファサードが現存)
- 2万5千人を収容したと言われる半円形の大劇場
- 大理石の舗装が残るクレテス通り
- ハドリアヌス神殿や各種公共浴場
- アルテミス神殿の礎石(神殿自体は失われている)
エフェソスはユネスコ世界遺産(2015年登録)に指定されており、年間観光客数はトルコ最大規模を誇ります。保存状態の良い都市遺跡として、古代の街並みや建築様式を体感できる場所として高く評価されています。
使い方・例文
「エフェソス遺跡のケルスス図書館は、古代ローマ建築の美しさを今に伝える象徴的な存在だ」のように、古代史や考古学の文脈で頻繁に引用されます。
この用語をシェア
最終更新: