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エチゼンクラゲとは?

えちぜんくらげ

エチゼンクラゲとは、傘の直径が2メートルに達することもある日本最大級のクラゲで、大量発生による漁業被害で知られる刺胞動物です。

エチゼンクラゲ(学名:Nemopilema nomurai)は、根口クラゲ目ビゼンクラゲ科に属する大型クラゲです。傘の直径平均50〜100センチメートルですが、大型個体では2メートルを超えることもあり、重さは150キログラム以上に達します。淡い白色から青みがかった乳白色の傘が特徴で、口腕(こうわん)と呼ばれる長い突起が多数垂れ下がっています。

主に東シナ海から日本海にかけて生息し、中国大陸沿岸の海域で発生した個体が対馬海流に乗って日本近海へ流れてくるとされています。その発生源については、沿岸域の富栄養化や海水温上昇との関連が指摘されており、近年は大量発生の頻度が増加傾向にあります。

大量発生時の漁業への影響は深刻で、定置網や底引き網に大量に入り込み、網が破損したり漁獲物が傷ついたりする被害が報告されています。また、網の引き上げ時に触れると皮膚炎を引き起こす毒性も持ちます。

一方で食用として利用する研究も進められており、コラーゲンを豊富に含む体組織の活用が模索されています。環境変化の指標となる生物としても、海洋生態学の分野で注目されています。

使い方・例文

秋から冬にかけて日本海側の漁港で定置網に大量に入り込み、漁業被害として報道される場面でよく登場します。

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