エチオピア暦とは?
えちおぴあれき
エチオピア暦とは、エチオピア正教会が使用する独自の暦法で、グレゴリオ暦よりも約7〜8年遅れた年号を用い、1年が13か月で構成されています。
エチオピア暦(アムハラ語:የኢትዮጵያ ዘመን አቆጣጠር)は、エチオピアおよびエリトリアで使用される暦法体系で、エチオピア正教会に由来するキリスト教的な太陽暦の一種です。その最大の特徴は、グレゴリオ暦より年号が約7〜8年遅れており、かつ1年が13か月で構成されている点です。
1年は12か月×30日の360日と、「パグメ(Pagumē)」と呼ばれる13番目の月(5〜6日)から成ります。閏年には13番目の月が6日になります。この構成はコプト暦と非常に近い関係にあります。エチオピア暦の新年は、グレゴリオ暦の9月11日ごろ(閏年の翌年は9月12日)にあたります。
年号の差異はイエス・キリストの降誕年の計算方法の違いに由来します。エチオピア正教会では、アレクサンドリア教会の計算に基づき降誕年をグレゴリオ暦より7〜8年後に置くため、現在の西暦(グレゴリオ暦2024年)に対して、エチオピア暦では2016〜2017年となります。
エチオピアでは今も公式暦として広く使用されており、政府の文書、祝日の設定、農業のスケジュールなどはエチオピア暦に従っています。外国人観光客が「エチオピアではまだ2000年代前半だ」と驚く文化的な側面もあります。
使い方・例文
エチオピアへの渡航情報や現地の公式文書では、エチオピア暦の日付とグレゴリオ暦の対応を確認する必要があります。
この用語をシェア
最終更新: