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エコトーンとは?

えことーん

エコトーンとは、森林と草原、陸地と水辺など、異なる生態系が隣接して移行する境界地帯のことで、生物多様性が特に高い地帯です。

エコトーン(ecotone)とは、2つ以上の異なる生態系バイオーム)が接触・移行する境界領域のことです。ギリシャ語の「oikos(家・環境)」と「tonos(張力・緊張)」に由来し、異なる生態系が「緊張」しながら接している様子を表しています。

エコトーンの代表的な例として、以下のような場所が挙げられます。

  • 森林と草原の境界(林縁)
  • 淡水域と海水域が混ざる河口・干潟
  • 湿地と陸地の移行帯(マングローブ林など)
  • 高山の森林限界(ツンドラと針葉樹林の境界)

エコトーンには「エッジ効果(edge effect)」と呼ばれる現象が生じます。これは、隣接する2つの生態系それぞれに生息する生物種に加え、境界地帯特有の環境に適応した生物も集まるため、生物多様性が両側の純粋な生態系よりも高くなる現象です。マングローブや干潟がさまざまな生物の育ち場所(ナーサリーグラウンド)となるのはその一例です。

一方、人間活動による生息地の分断も意図せぬエコトーンを生み出し、特定の種には適応困難な環境変化をもたらすことがあります。保全生態学において重要な概念です。

使い方・例文

「河口の干潟はエコトーンの典型例であり、淡水・海水・陸地の影響が交わる場所に多様な生物が集まる。」というように、生態学・環境教育の文脈で使われます。

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