エアブレーキとは?
えあぶれーき
エアブレーキとは、空気の抵抗を利用して速度を落とすブレーキ装置、または圧縮空気の力でブレーキ部品を動作させる制動装置のことです。
一つ目は「空気抵抗ブレーキ」です。航空機や高速鉄道、スポーツカーなどで、板状の部品を起立させることで気流の抵抗を増大させ、速度を落とす仕組みです。航空機の場合は翼上面のスポイラーを立てることでエアブレーキ(スピードブレーキ)として使い、着陸時の減速を助けます。新幹線など一部の高速列車でも補助減速装置として搭載されています。
二つ目は「空気圧式ブレーキ」です。こちらはトラック・バス・鉄道車両などの大型車両に広く使われる制動方式で、コンプレッサーで圧縮した空気をブレーキシリンダーに送り込み、その圧力でブレーキパッドやシューを押し当てて制動します。
- 大型トラック・バス:乗用車の油圧ブレーキより大きな制動力が得られ、ブレーキ液切れのリスクがない
- 鉄道:編成が長くなっても空気管を通じて全車両に均一に制動力を伝えられる
- フェールセーフ設計:エア圧が失われると自動的にブレーキが掛かる「フェールセーフ」構造が採用されている
どちらの意味も「空気を制動に活用する」という点が共通しており、用いられる乗り物の文脈で判断します。
使い方・例文
大型トラックが長い下り坂を走る際、エアブレーキを適切に使って速度を制御することが安全運転の基本であり、エンジンブレーキと組み合わせてブレーキの過熱(フェード)を防ぎます。
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