ウードとは?
うーど
ウードとは、中東・北アフリカ・中央アジアで広く使われる短いネックと洋梨形の胴を持つ撥弦楽器です。
ウード(Oud、アラビア語:عود)は、中東・北アフリカ・トルコ・ペルシャ地域を中心に古くから使われてきた撥弦楽器です。洋梨を縦に割ったような大きく丸みのある共鳴胴と、短く後ろに折れ曲がったネック(ペグボックスが後方に傾いている)が最大の特徴です。フレットがない(フレットレス)ため、奏者が指の位置を自在に動かすことで微分音(半音より小さい音程)を表現でき、アラブ音楽やトルコ音楽の独特の音階を奏でることができます。
ウードの名前はアラビア語で「木」を意味し、表板に木を使うことに由来するとも言われます。歴史は非常に古く、古代メソポタミアやペルシャ帝国時代の楽器に源流を持つとされ、イスラム世界の宮廷音楽で重要な地位を占めてきました。
弦の構成は地域によって異なりますが、複弦(コース)が5〜6組の構成が一般的です。主な特徴と関連は以下の通りです。
- フレットがないため滑らかなグリッサンドや微分音が可能
- ヨーロッパのリュートの直接の祖先とされる
- アラブ古典音楽・マカーム(旋法)演奏に不可欠
- 現代でもポップスや融合音楽(フュージョン)に取り入れられている
日本でも中東音楽への関心の高まりとともに愛好者が増えており、ワークショップや演奏会が開かれています。
使い方・例文
アラブ音楽やトルコ古典音楽のコンサートで中心的な楽器として演奏され、中東の伝統音楽を紹介する際に必ず登場する楽器です。
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