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ウルの月神殿とは?

うるのつきしんでん

ウルの月神殿とは、古代メソポタミアのシュメール都市ウルに建てられた月神ナンナ(シン)を祀る神殿で、ジッグラトとして知られる階段状の聖塔がその中核をなします。

ウルの月神殿は、現在イラク南部に位置した古代シュメールの都市ウルに建てられた宗教建築群の総称です。ウルは月神ナンナ(アッカド語ではシン)の聖都とされ、神殿区画には神への礼拝行政・経済機能が集約されていました。

その中核をなすのは、紀元前21世紀頃にウル第三王朝のウル=ナンム王が建造したジッグラト(ジッグラット)です。ジッグラトとは複数の段を重ねた巨大な階段状の塔で、頂上には神が降臨するとされた至聖所が設けられていました。ウルのジッグラトは現在も遺構が残り、古代メソポタミア建築の代表例として世界的に知られています。

ウルの月神殿が持つ歴史的・文化的な重要性は以下のとおりです。

  • 月神信仰を中心とした古代シュメールの宗教世界の中心地
  • ジッグラトという独自の宗教建築様式の代表的遺構
  • 神殿経済(神殿が土地・農業・交易を管理する制度)の実例
  • 旧約聖書の「バベルの塔」伝説との関連を指摘する研究者もいる

20世紀初頭にレオナード・ウーリーが率いた発掘調査によって詳細が明らかになり、王墓や大量の副葬品とともに古代メソポタミア文明の全容解明に大きく貢献しました。

使い方・例文

ウルの月神殿は、古代メソポタミア文明や宗教建築を学ぶ文脈でジッグラトの代表例として取り上げられ、考古学や歴史の教科書にも登場します。

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