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ウォームギアとは?

うぉーむぎあ

ウォームギアとは、ねじ状のウォームとそれに噛み合うウォームホイールで構成される歯車機構で、大きな減速比と自己ロック機能が特徴です。

ウォームギアは、らせん状のねじ歯(ウォーム)と、それに直交して噛み合う歯車(ウォームホイール)からなる動力伝達装置です。ウォームが1回転するごとにウォームホイールは歯数分の1しか回転しないため、1段で大きな減速比(10:1〜100:1以上)を得られるのが最大特徴です。

仕組みとしては、ウォームとウォームホイールの軸が空間上でねじれの位置関係(通常90度)に配置され、ウォームのらせんとホイールの歯が面接触することで力を伝えます。この接触の仕方から摩擦が大きく、伝達効率は比較的低い(30〜90%程度)ものの、その摩擦が「自己ロック」を生み出します。自己ロックとは、ウォームホイール側から力をかけてもウォームを回せない性質で、機構が意図せず逆転しない安全装置として機能します。

主な用途は次のとおりです。

  • エレベーターや巻き上げ機などの昇降装置
  • 産業用ロボットの関節部
  • 自動車のステアリングギアボックス
  • コンベアや包装機械の駆動部

コンパクトな設計で大きなトルクを伝えられるため、省スペースが求められる機械設計で広く採用されています。ただし発熱対策として潤滑油の管理が重要です。

使い方・例文

エレベーターの巻き上げ機にウォームギアが使われており、停電時でもかごが自然落下しないのは自己ロック機能のおかげです。

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