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ウェッデル海とは?

うぇっでるかい

ウェッデル海とは、南極大陸の西側に広がる南大洋の縁海で、世界でも有数の透明度を誇る海域です。

ウェッデル海は、南極半島南極大陸本体に挟まれた南大洋の縁海で、面積は約280万平方キロメートルにおよびます。19世紀初頭にこの海域を探索したイギリス海洋学者・探検家ジェームズ・ウェッデルの名前に由来しています。

ウェッデル海の最大の特徴は、その水の透明度の高さです。観測された透明度はセッキ板(水中視野計測板)で70〜80メートルに達するとされ、世界有数の清澄な海域として知られています。これは陸上からの淡水・土砂流入がほとんどなく、外洋からの栄養塩の流入もコントロールされているためです。

ウェッデル海の自然環境と重要性は次の通りです。

  • ウェッデルアザラシやヒョウアザラシ、コウテイペンギンなどの生息地となっている
  • 南極底層水(Antarctic Bottom Water)の主要な形成地であり、全球規模の深層海洋循環に寄与している
  • 冬季には海面が厚い海氷に覆われ、砕氷船でなければ航行が困難になる
  • 大規模な棚氷(ロンネ棚氷・フィルヒナー棚氷)が広がっている

ウェッデル海は地球規模の海洋循環と気候システムに大きな影響を与える重要な海域であり、南極研究の拠点としても各国の観測隊が活動しています。気候変動に伴う棚氷の崩壊や海氷面積の変化が注目されています。

使い方・例文

南極探検の歴史において、アーネスト・シャクルトンの探検隊はウェッデル海の海氷に船が閉じ込められたことで有名な「エンデュアランス号漂流記」の舞台となりました。

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