海洋学とは?
かいようがく
海洋学とは、海洋の物理・化学・生物・地質などを総合的に研究する自然科学の学問分野です。
海洋学(かいようがく、英: oceanography)は、地球上の海洋を対象にした学問分野で、海の性質・運動・生態系・地形・化学組成などを幅広く研究します。地球表面の約71%を占める海洋は、気候変動・生物多様性・資源問題など、現代社会の重要課題と深く関わっており、海洋学はその解明に不可欠な学問です。
海洋学は主に以下の4つの専門分野に分かれています。
- 物理海洋学:海流・潮汐・波浪・水温・塩分などの物理的現象を研究する
- 化学海洋学:海水の化学組成・溶存ガス・栄養塩・海洋汚染などを研究する
- 生物海洋学:プランクトン・魚類・深海生物など海洋生態系を研究する
- 地質海洋学(海洋地質学):海底地形・堆積物・プレートテクトニクスを研究する
近代的な海洋学は19世紀後半のチャレンジャー号探検(1872〜1876年)を機に本格化しました。現代では人工衛星・自律型潜水機・海洋観測ブイなどの技術を活用し、地球温暖化に伴う海面上昇・海洋酸性化・深海生態系の研究が急速に進んでいます。水産資源の管理や海洋エネルギー開発など、実用面でも重要な役割を果たしています。
使い方・例文
気候変動の影響を調べるために、海洋学者が観測船で太平洋の水温・塩分・二酸化炭素濃度を定期的に測定するといった場面で登場します。
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