倫理学とは?
りんりがく
倫理学とは、善悪・正義・道徳といった人間の行為の規範を哲学的に探究する学問分野です。
倫理学(りんりがく)とは、人間の行為における「善い」「悪い」「正しい」「間違い」とはどういうことかを哲学的に探究する学問です。英語では「Ethics(エシックス)」といいます。
倫理学の主要な理論的立場には、次のようなものがあります。
- 結果主義(功利主義) — 行為の結果がもたらす幸福の総量によって善悪を判断する立場(ベンサム・ミルが代表的)
- 義務論(カント倫理学) — 結果ではなく行為そのものの義務や規則に基づいて善悪を判断する立場
- 徳倫理学 — 行為者の品性・徳(誠実さや思いやりなど)を中心に倫理を考える立場(アリストテレスが源流)
また倫理学は扱うレベルによっても分類されます。具体的な道徳的問題(死刑、安楽死、環境問題など)を扱う応用倫理学、道徳的判断の正当化方法を研究する規範倫理学、そして道徳的言語や概念の本質を分析するメタ倫理学の3つに大別されます。
近年はAIの普及や生命科学の発展を背景に、情報倫理・生命倫理・ビジネス倫理といった応用領域が注目を集めており、実社会との接点が広がっています。
使い方・例文
「生命倫理学の観点から、臓器移植の問題を倫理学的に考察する」「大学の倫理学の授業でカントの道徳哲学を学ぶ」といった形で使われます。
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