ウィルキー・コリンズとは?
うぃるきーこりんず
ウィルキー・コリンズは、「月長石」「白衣の女」などで知られるヴィクトリア朝イギリスの小説家で、推理小説の先駆者とされています。
ウィルキー・コリンズ(Wilkie Collins、1824〜1889年)は、イギリスのヴィクトリア朝を代表する小説家です。チャールズ・ディケンズとも親交があり、当時の文壇において重要な位置を占めました。
コリンズは「センセーション・ノヴェル(扇情小説)」と呼ばれるジャンルの確立に大きく貢献しました。複数の語り手が交互に証言する多視点叙述の技法を駆使し、読者を引き込む謎と心理的緊張感を演出しました。
主要作品とその特徴は以下のとおりです。
- 「白衣の女」(1859〜1860年)——連載形式で発表され爆発的人気を博した心理サスペンス
- 「月長石」(1868年)——世界最初の長編推理小説ともいわれる宝石盗難事件の物語
- 「アルマデールの秘密」——運命と予言を絡めた複雑な構成の作品
コリンズの作品は、複雑なプロットと多視点叙述、社会問題(精神病院・女性の地位・階級差別)への鋭い眼差しが特徴です。アーサー・コナン・ドイルをはじめとする後世の推理作家に大きな影響を与え、「推理小説の父」の一人とも称されています。現代でも古典ミステリとして世界中で読まれています。
使い方・例文
「ウィルキー・コリンズの「月長石」は、推理小説の原点を探りたい読者に真っ先に勧められる一冊です。」
この用語をシェア
最終更新: